どんな会社が利用できるの?

介護離職の予防及び仕事と介護の両立支援の推進のため、「介護離職を予防するための両立支援対応モデル」に基づく職場環境整備に取り組むとともに、介護支援プランの作成及び同プランに基づく措置を実施し、介護休業の取得・職場復帰又は働きながら介護を行うための勤務制度の利用を円滑にするための取組をした事業主が利用できます。

 

どんな内容の助成金?

■主な受給要件

(1)介護休業
 対象労働者が、介護休業を同一の対象家族について連続2週間以上(分割取得の場合は合計14日以上)取得し、原則原職等に復帰した場合
 ※介護休業開始日の1か月以上前から雇用保険被保険者として雇用されていること。

(2)介護制度
 次の①~④いずれか1つ以上の制度をそれぞれに定める対象労働者が同一の対象家族について6週間以上(複数回利用した場合は合計42日以上)利用した場合
 ※介護制度利用開始の3か月以上前から雇用保険被保険者として雇用されていること。

 ①所定外労働の制限制度
 ②時差出勤制度
 ③深夜業の制限制度
 ④短時間勤務制度  

 

■受給額

※<>は生産性要件を満たした場合、()は中小企業以外

(1)介護休業
 57万円<72万円>(38万円<48万円>)

(2)介護制度
 28.5万円<36万円>(19万円<24万円>)

※(1)(2)とも1企業2回まで(無期雇用者、有期雇用者)支給

※「生産性要件」についてはこちら