下記は2016年度の内容となります。
最新(2017年度)の内容はこちらよりご確認ください。
ここでは、人材の採用に使える助成金についてご説明していきます。
国は施策として、人材を採用をする企業には、数多くの助成金を支給しています。
しかし、助成金の種類が多すぎるため、もらいもれが発生したり、該当すると気づかないまま採用してしまったりといったケースが実は多くあります。
また、特に注意して欲しい点としては、ほとんどの採用に関する助成金は、「採用をする前に申請書を提出しなければいけない」という点です。
採用をしてしまったために、もらえるべきものがもらえなかったりするのです。
採用が難しい現在では、採用に経費がかかってしまいます。
たとえばウェブなどの有料媒体で求人広告を出し続けると費用が膨らみ会社の経費を圧迫してしまいます。
だからこそ、国からの助成金を上手に活用することがポイントです。
当センターの場合、採用したい人物像とその人を採用した場合の助成金提案をさせていただきます。
以下、人材採用助成金をまとめましたので、ご覧下さい。
お仕事を探している方を雇用した場合の助成金
ここでは、お仕事を探している方を採用した場合にもらえる助成金のご紹介をさせていただきます。
60~240万円と非常に高額な助成金になりますので、助成金申請モレのないようにまずは専門家にご相談下さい。
特にある特定の政策支援を受けている事業所の場合は、以下の助成金が受給できます。
詳細については、当事務所の専門家にご連絡頂ければと思います。
もちろん、政策支援を受けていない場合でも、以下のような助成金額が受給できます。
助成金名 | 助成金概要 | 助成額 |
---|---|---|
試行雇用奨励金 (トライアル雇用奨励金) |
ハローワークが紹介する対象労働者を短期間雇用し、 要件を満たす事業主には、試行雇用奨励金支給 |
対象労働者1人につき 月額40,000円 (最大3か月間) |
特定就職困難者雇用開発助成金 |
新たにハローワーク等の紹介により 高年齢者(60歳以上65歳未満) 母子家庭の母や父子家庭の父 障害者等
の就職が特に困難な者を 継続して雇用する労働者として雇い入れた事業主に 賃金相当額の一部を助成 |
対象労働者1人につき 60万円~240万円 |
高年齢者雇用開発特別奨励金 |
新たにハローワーク等の紹介により 雇入れ日の満年齢が65歳以上の離職者
を継続して雇用する労働者として雇い入れた事業主に 賃金相当額の一部を助成 |
対象労働者1人につき 60万円~90万円 |
宮城県事業復興型雇用創出助成金・仙台事業復興型雇用創出助成金
総額 | 1年目 | 2年目 | 3年目 | |
フルタイム労働者※1 | 225万円 | 120万円 | 70万円 | 35万円 |
短時間労働者※1 | 110万円 | 60万円 | 35万円 | 15万円 |
再雇用以外のフルタイム労働者※2 | 225万円 | 120万円 | 70万円 | 35万円 |
再雇用のフルタイム労働者※2 | 180万円 | 96万円 | 56万円 | 28万円 |
再雇用以外の短時間労働者※2 | 110万円 | 60万円 | 35万円 | 15万円 |
再雇用の短時間労働者※2 | 88万円 | 48万円 | 28万円 | 12万円 |
※1・2は、政策支援の区分になります。